私たちが取り組んでいる新しい工法や技術をご紹介します。
エア免震装置(断震装置)とは、地震が起きた時に、瞬時に家の基礎上盤部分を約25ミリ浮かせて、地面からの地震の揺れを伝えにくくする新しい免震装置(断震装置)です。
この動作の原理は、タンクに貯蓄している空気を建物の底盤と基礎上盤の間に送り込み、建物全体を浮上させることによって、地震による底盤の揺れを吸収し、建物への揺れを伝わりにくくします。
地震の揺れは、空気までには伝わりません。 エアー断震は、地震の揺れを察知すると、瞬時にホバークラフトのように基礎上盤を浮かせて地震の揺れを建物に伝えにくくし揺れを1/10以下にすることができます。タテ揺れの地震に対応できる唯一の地震対策です。
工事費用は一般的な免震工法の約1/2、さらにエアー断震住宅なら何度地震が起こっても建物の構造自体が損傷を受けることもほとんどないという利点もあります。
エアー断震は、免震装置では導入が難しい土地・建物でも設置が可能です。また、体育館ぐらいの大規模な建造物でも設置でき、空気の力で簡単に浮かすことが可能です。
耐震 | 制震 | 免震 | エアー免震 | |
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図 | ||||
特徴 | 地震の揺れが建物に直接伝わり家は壊れないが上階の揺れは増幅され家具などは転倒し被害を受ける。 | 地震の揺れが建物に直接伝わる為一回部分への効果は薄い。上階の揺れは増幅されない。 | 建物と基礎の間に免震層があり、揺れが建物に直接伝わらない為、家具の転倒や損壊も防ぐ。 | 空気で建物全体を浮上させることで地震の揺れを吸収。家具の転倒や損壊も防ぐ。 |
建物のゆれ | 大 | 中 | 少 | なし |
大地震の建物損傷 | 震度6で倒壊の可能性あり | 倒壊はないが家にヒビが 残るなどの損傷はあり |
倒壊も損傷もなし | 倒壊も損傷もなし |
近年、どの企業においても環境に配慮した製品づくりが求められており、さらに消費者の意識は健康志向がよりいっそう高まっています。
BE システムとは一年中、24時間家中を一定温度に保ち、経済的、健康的に家族を外気の温度差から守るシステムです。